
人の話を聞くことや、相手を褒めて良い気分にさせることには結構自信がある!という方でも、いざ自分が褒められると、途端に照れくさくなってしまい「そんなことありません。」「違いますよ」なんて謙遜してしまったり、反応に困ってしまう方も多いのでは?
『相手は社交辞令で言っているのに、真に受けていると誤解されそう』と思うかもしれませんが、せっかくの相手の好意を無駄にしてしまったり、その場の雰囲気を悪くしてしまう恐れもあります。
例えば、
「かわいいね」
と褒められたときに「私なんてかわいくないですよ!」とムキになって否定してしまうと、相手は「いや、そんなことないよ。かわいいよ」と改めてフォローせざるを得ず
『なんだよ面倒なタイプだな…』と思われてしまうかもしれません。
褒められた時には、褒めてくれた相手の好意に対して「ありがとう」と素直に感謝の気持ちを伝えると、『素直な人だな』という印象を持ってもらいやすいようです。相手がたとえ社交辞令で言った言葉だとしても、あなたを喜ばせようと言ってくれたのですから、素直に喜ぶのがお勧めです。
「ありがとう」と口にだすのがハードルが高いようなら、
「褒められ慣れてないから照れるけど…ありがとう。」「そう言われたことないからビックリしたけど、嬉しい、ありがとう。」
など褒められ慣れていないことを正直に伝える言葉を先に言ってみてはいかがでしょうか?何気なく言ったことであっても、意外に喜んでいる姿を見て好意を持ったり、対象として見直す…なんてことも期待できるかもしれません。
これにプラスするとしたら、
「○○さんは褒め上手ですね」や、「○○さんと話していると楽しいです」と相手を褒めることに繋げられると良さそうです。
間違っても「かわいいね」と褒められて、
「この服は××のショップで買って、このネイルは△△のサロンで…」と肯定した挙句、相手にお礼も言わずに説明をするのはやめましょう。
お互いに婚活中であれば余計に『将来、家庭の中でもこんな話を延々と聞かされるのか…』というイメージを持たれてしまうかもしれません。
婚活の場ではお見合いでもパーティーでも、会った最初の差し障りのない会話の糸口として「相手への褒め言葉」は定番です。相手を褒めることも効果的ですが、褒められた時の対応も好意を持ってもらえるチャンスですから、恐縮したり謙遜し過ぎてしまわず、素直に喜んでみてはいかがでしょうか。