
ふとした瞬間に目に入る指先が美しいと、とても印象が良いものです。最近はジェルネイルが大人気ですが、ベースとなる自爪が荒れているとジェルネイルも長持ちしません。
合コンなどでは華やかなジェルネイルも女性らしさのアピールになりますが、結婚を前提とした婚活の場では、派手なジェルネイルよりもきちんと手入れされたナチュラルな爪の方が「家庭的そう」と好印象を持たれやすいでしょう。
では、健康的で美しい爪のためにはどのようなケアをすれば良いのでしょうか?
保湿はマスト!
爪は主にタンパク質でできていて、通常の場合12%~16%の含水量だそうですが、乾燥した環境では含水量が5%程度にまで減ってしまうこともあるそうです。また、新しい爪は白い半月状となっている「爪半月」の付け根部分にある甘皮の下の「爪母基」という部分で生まれます。
よく、ネイルサロンなどでは甘皮を除去しますが、これは甘皮を除去して爪を長く見せるだけでなく、必要以上に甘皮があると水分を余分に吸収してしまい、爪に水分が行き届きにくくなるからだそうです。
ですから、1週間に一度程度、優しく甘皮をケアし、保湿を行うことが大切です。
甘皮ケアは、ネイルオイルやハンドクリームなどを爪の根元に塗り浸透させてから、指先をぬるま湯などで温め、綿棒で優しく押し上げるだけです。入浴中にすると簡単です。
保湿はハンドクリームよりも保湿力の高いネイルオイルがお勧めだそうです。爪の根元やささくれができやすい部分に塗り、マッサージすると血行も良くなります。
内側からも栄養補給を
毎日の食事内容も爪の状態に影響を及ぼします。乳製品や肉類、卵、大豆製品などたんぱく質をしっかりとることは基本ですが、タンパク質合成に欠かせないミネラルである亜鉛や、保水力を高めるコラーゲンなども合わせて摂取しましょう。
血行を良くするために、ほうれん草やレバーもお勧めです。
髪の毛も爪と同じたんぱく質でできていますから、爪に良い食事をすることで髪の毛にも良い影響を期待することができます。
爪切りはNG?
特に爪を伸ばしている方や、加齢によって厚みのある爪の場合、爪切りを使うと爪に大きな力が加わり、ひび割れてしまう可能性があります。面倒でもヤスリを使って少しずつ整えましょう。
表面を磨くと爪がピカピカと綺麗に見えますが、表面を削り過ぎると爪が薄くなり弱くなってしまう場合もありますから、磨き過ぎに注意した方が良さそうです。
また、冬場にありがちな「お湯を使って素手でお皿洗い」は必要な油分を洗い流してしまうため、爪にとっては大きな負担となります。ハンドクリームやネイルオイルを塗ってゴム手袋で洗い物をすれば、お湯で温められて保湿効果も高まるので、特に冬場はゴム手袋の使用がお勧めです。
リムーバーも爪には負担がかかります。何度も使い過ぎると爪が黄色がかってしまうこともありますから、根元だけお直しするなど、なるべく使用回数を減らす方が良いでしょう。
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